「あなたが撮影した写真が、大好きな選手に直接届いたら?」
それも、引退試合という特別な舞台にー そんな夢が現実となった「”みんなでつくろう”メモリアルフォトブック写真選定会」。
温かい気持ちと感動に包まれた、その特別な一日を振り返ります。
”みんなでつくろう”メモリアルフォトブックとは?
写真共有サービス「フォトサポ」は、試合の写真を中心に、ファン・サポーターの皆さんがフロンターレにまつわる写真をアップしたり、見て楽しんで、写真を通じて応援の気持ちを共有するためのサービス。
そして、「フォトサポ」を利用すれば、あらゆるサポーターの皆さんが撮影したあらゆる写真が集まる場にもなります。
そこで、フロンターレのレジェンド・中村憲剛さんの引退試合を記念して、この「フォトサポ」にサポーターの皆さんから写真を集め、当日に「フォトブック」として配布しよう、という企画が立ち上がりました。
18年分の、サポーターの皆さんが持ち寄る「渾身の憲剛さん」。
どのようなフォトブックになるのでしょうか。
その途中経過として、11月4日(月・祝)に、フォトブックに掲載する写真を選ぶべく「写真選定会」が行われました。
イベント会場 Nikon本社と当日の準備
選定会の会場は、移転間もないNikon本社。
新しいばかりでなく、圧倒的なスケール感です。初めて訪れる人はきっとその大きさに驚くはず!!
そして、そのモニターの全面には大階段があり、クッションが配置されていて映画館さながら。
一般の方も気軽に入れるオープンな空間に、こんなに贅沢な設備があるNikonさん…素敵です!!
そして、すでに準備が始まっていた時間帯、その大画面に流れていたのはフォトブックのために集まった写真。試合中の真剣な憲剛さんから、被り物の憲剛さん、サポーターの方とのほっこりツーショットの憲剛さんまで、あらゆる角度、あらゆるタイミングで撮影された憲剛さんで溢れていました。
こんなに大きな画面で憲剛さんを観るのは、「ONE FOUR KENGO THE MOVIE」以来かもしれません。
主役・中村憲剛さん到着
関係者各位で準備を続けていると、中村憲剛さんが到着するというお知らせが。
皆さん何度も会っているはずなのに、やはりレジェンドだという事実や当日のVIPというだけで場に緊張感が漂っていました。
そんな、良い意味でクリアな緊張感のあるNikon本社へ、憲剛さん入館。
大モニターを見るなり、「すげぇ…」見入って小さく呟いていました。1枚1枚が、自分のためを思って撮影された気持ちのこもった写真たち。どんな思いだったのでしょうか。
設営はサポーターの皆さんも
そして、イベント開始が近づいて徐々に到着するサポーターの皆さん。
立派なニコン本社に圧倒されながら、今から憲剛さんに会える!というワクワクした空気に包まれていました。すでにその日会ったばかりという方達も、写真という共通項から少しずつ打ち解けていっているのを感じました。
ご本人をお迎えするにあたり、会場に参加者の皆さんが持ち寄ったたくさんのユニフォームが飾られました!
前日にコミュニティの掲示板で話されたアイディアでしたが、全員が協力して「中村憲剛ミュージアム」のような雰囲気に。
設営完了。準備万端です!
中村憲剛さん登場!選考会スタート!
青山さんと奥田のダブルMCで、中村憲剛さんと天野春果さんを呼び込みます。
「おお〜〜」という歓声と割れんばかりの拍手が会場に響きました。
一番の驚きは、ゲストと参加者の皆さんとの距離が近いこと!!!
ここからは皆さんに書いていただいたイベントリポートが、非常に細かく、温かい思いで溢れているのでぜひ併せてご覧ください!!!
※コミュニティ限定公開となりますのでご了承ください
記事を書いてくださった皆さん、ありがとうございます😆🙌✨
憲剛さんと共に振り返る
ところで、写真ってタイムマシンみたいだと思いませんか。
1枚見ただけで、その時の気持ちや光景をありありと思い出させてくれます。たくさんの憲剛さんの名試合、名場面を収めた写真を見ながら、憲剛さんがタイムスリップ。その試合が憲剛さんにとって、そしてフロンターレにとって、どんなゲームだったかを共有してもらいつつ、その状況や感情を丁寧に振り返っていただきました。
わずか数時間でしたが、一緒にその時々の感情で満たされて、充実感がありました。
それと同時に、スマホやPCから手軽にフォトサポにアップした写真が、「直接憲剛さんに届いている」そんな夢のような時間でした。
名言メーカー天野さんと12番目の戦士たち
選考会としては、その場で決定するというよりは皆で写真を鑑賞しながらフォトブックへのイメージを膨らませるような会でした。
実際に「ああ〜〜」という感嘆の声や、「どれの写真も良すぎて選べない!」という意見が飛び交って大盛り上がり。
もちろん、ダブルゲストの天野さんも随所でご活躍!!18年以上の長きにわたり憲剛さんをプロモーショ
ンし、幾度も成功を収めてきた実績に裏打ちされた膨大な裏話は、それだけで1冊の本になるのではないかというくらい。そこから精製された(?)珠玉のワード「5%イケメン」といった名言も飛び出し、場は最高潮に(笑)。
各章のタイトル決めるコーナーでは、全員で意見を出しながら案出し。ここまで素敵な写真を鑑賞してきただけに、それを飾るに相応しいタイトルはなんだろう…?!と、皆さん思いがこもります!!それぞれの章で、いくつかの案が集まりました。ずっと憲剛さんに気持ちを届けてきたチャントが、文字通り"タイトル"を引き寄せたシーンも。
憲剛さんの18年間に、全員が熱い思いをもって、時には大きく共感し、時には白熱した議論が交わされました。
集合写真
さて、案の定(?)予定通り(?)スケジュール通りには終わるわけはなく、30分以上押して選考会が終了!
最後に全員で集合写真を撮影して締めくくりとなりました!
10月31日に44歳を迎えた憲剛さんのお祝いも出来て、皆で一致団結!
フォトブックをみんなでつくり、たくさんの感動を届けてくれた中村憲剛さんの引退試合を飾る、という一大イベントの重要なポイントが、皆さんのおかげで達成できました!!
フォトブックはここから!
「フォトサポ」は応援の気持ちがこもった写真たちを共有して輪を広げることに加えて、写真で応援の気持ちを届けることの可能性や、「スポーツ×写真」の可能性を探っていく実験的な側面も持ち合わせているプロジェクトです。
全力の戦いと、数々の感動を届けてくれた中村憲剛さんに「ありがとう」の気持ちを届ける「フォトブック」ですが、今回はその途中段階の選考会で、憲剛さんに直接「写真で応援の気持ち」を届けることができた素敵なイベントでした。
撮影した瞬間から時をこえて、中村憲剛さんに届いた応援の気持ちは、きっと引退試合に向けてのモチベーションになったことと思います。
さて、その写真たちを用いたフォトブックのデザインも佳境に入ってきました。
「フォトサポ」に投稿された写真が、一冊のフォトブックとして形になり、それが引退試合当日にすべての来場者に届けられる――。そんな壮大なプロジェクトも、完成まであと少しです。
このフォトブックが、サポーターから中村憲剛さんへの“最高のありがとう”となることは間違いありません。完成品を手にするその瞬間を、ぜひ楽しみにしていてください!